HOME鉛蓄電池用セパレーター白セパレーターについて

白セパレーターとは?

セパレーターは、電池の正(+)極と負(マイナス)極が直接接触するのを防ぎ、極板間隔を保持して両極間でイオンが行き来できるようにするための板状材の事です。 電池は正極板と負極板との間で電解質を導電体としてイオンが移動しないと電池としてなりたちません。二次電池の正極と負極を隔離し、電解液を保持して正極と負極との間のイオン伝導性を確保する部材がセパレーター(隔離板)の役割です。

製紙機械にて作られるセパレーターは、ポリエチレン、微細シリカ粉末を主体としており、これらに依り微細な孔径、優れた耐酸性と低電気抵抗を実現しています。
主原料が白色であることから、「白セパレーター」と呼ばれています。当社の白セパレーターは、溶出不純物が少ないため“電池における自己放電等の原因を減らす”ことができます。
キュアリング(加熱)加工される事により高い強度を与える事が可能で、そのような理由から厚みを薄く、抵抗を低くすることができ電池の性能/コスト比を大幅に向上することが可能です。